冷たい私

2006年5月17日 ひとりごと
午前中のこと。クーとお散歩に出かけようとした矢先・・・階下からおばあちゃんの声。「○○〜!○○〜!いないのか〜?」必死に旦那の名前を呼んでいる。今日は平日、旦那はいるはずがない。声をかけると「具合が悪いから薬を出してくれ」だそう。でも勝手に薬を飲ませることもできないのでヨーダに電話をする。すると朝に薬を飲んだので、すぐに薬は飲ませられない、とのこと。そのことをおばあちゃんに話し、ようやく納得してもらってあとは寝てもらった。

心配だったので、そのまま1階のリビングにいると、おばあちゃんがフラフラと歩き回り、落ち着かない様子。「寝ていてください」と言っても「落ち着かない」「じっとしていられない」とスリッパをひきずりながらウロウロ。唇はガクガクと震え、目も宙を泳ぎ、視点も定まっていない。

自分勝手なことを言わせてもらえば、今月おばあちゃんたちが引っ越していくのは本当にタイミングがよかった。これ以上おばあちゃんの具合が悪くなっても、私は面倒をみられないし、みるつもりもない。自分でも冷たい人間だと思うけど、旦那の母親であるヨーダのお世話さえも考えられないのに、おばあちゃんのお世話なんてどう考えたって無理。

こういうことを書いていて、いつも思うけど私はとても冷たい人間だ。フラフラなおばあちゃんを見て、かわいそうというよりも疎ましく感じている。誰かに「そんなことないよ!」と言って欲しくて書いているのではなく、これは私の正直な気持ち。自分でもこんなに冷たい人間だったなんて今まで知りませんでした。

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